過去問演習はインプットを終えてから行うべきものと考えがちですが、違います!
過去問演習こそ実戦的な知識を習得できる最高のインプットとなります。
例えば年間スケジュールを立てる際に最初の3ヶ月はインプットで後半の9ヶ月は過去問演習でアウトプットするぞーというような計画は、スケジュール通りに進まなかった場合時間切れアウトとなりそうな危険な計画です。
過去問演習はメリットがいっぱいありますので、インプットはそこそこにさっさと過去問演習を行いましょう。
公務員試験勉強は過去問演習に始まり過去問演習に終わります(意味深)。
【過去問演習に取り組むメリット】
・過去問演習を繰り返すと問題を解くための実戦的な知識が定着していく
・過去問演習を繰り返すと「この問題やったことがある」状態になり瞬時に問題が解けるようになる
・過去問演習を早めに取り組んでおくと心に余裕ができる
・過去問演習を繰り返すと問題を解くための実戦的な知識が定着していく
基本書や専門書を読み込んである程度インプットを終えても、いざ過去問を解いてみると解けなかったりします。
これは過去問を解くための実戦的な知識が養われていないからです。
過去問を解くための知識は過去問を解いて覚えていく必要があります。
公務員試験勉強の目的は問題を解けるようになることであって、専門的な知識を習得することではないです。
基本書をサラッと通読したらすぐに過去問演習を行なって過去問を解くための実践的な知識を身に付けた方が効率的です。
なお、筆者はインプットを完璧にしようとして、インプットに多大な時間を消費して試験当日を迎えてしまい時間切れアウトとなった過去があります。笑
・過去問演習を繰り返すと「この問題やったことがある」状態になり瞬時に問題が解けるようになる
過去問演習を繰り返すと、時事問題を除いて初見の問題にぶち当たることがほぼ無くなります。
毎回「あっ、この問題見たことある」状態になると問題を解くスピードが上がり、試験本番でも時間に余裕が出るので焦らず問題を解くことができて凡ミスのようなもったいないミスをしなくなります。
・過去問演習を早めに取り組んでおくと心に余裕ができる
公務員試験は短時間の勉強で合格レベルまで達する科目と長時間勉強しないと合格レベルまで達しない科目があります。
例えば、専門科目の憲法と行政法は基本書を読んで過去問を3周ぐらいするとほぼ満点が取れるレベルになります。
逆に民法は範囲が膨大で長時間勉強しないと合格レベルまで達しません。
憲法・行政法のように短時間で合格レベルに達する科目は、サラッと基本書を読んですぐに過去問演習を行なって仕上げておけば心にゆとりができます。
国家一般職ですと専門科目40問中、憲法5点・行政法5点の計10点の得点になります。
おおよそ6割取れれば筆記試験は突破できますので、憲法・行政法で計10点取れば後は14点を他の科目で取るだけで筆記試験は突破となります。
公務員試験勉強を開始して1ヶ月目でこの状態になっていたとしたら、心に余裕が出ると思います。