【公務員試験教養試験】社会科学の勉強方法
教養科目の社会科学は出題数が多く、それほど難しくないので是非とも高得点を叩き出したい科目です。
数的推理や判断推理は勉強してもダメな人はダメですので、そのような方は数的推理と判断推理のディスアドバンテージを補うべく社会科学を頑張りましょう。
社会科目の出題数は教養科目が40問の試験の場合はおよそ、6問出題されます。
内訳はおおよそ政治1問、経済1問、法律1問、時事3問という感じです。
時事問題の比率が高いので時事対策は必須です。
なお、社会科学以外の出題数を見ると自然科学が40問中3問程度出題されて、人文科学が40問中4問程度出題されます。
自然科学は物理や化学があるので高得点はかなり難しいので、比較的容易な社会科学で高得点を目指しましょう。
【公務員試験教養試験】社会科学の勉強に必要な参考書
社会科学の勉強の仕方は、大学受験用の参考書を読む→過去問解くのツーステップです。
(1)政治・経済の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)
黄色い本に可愛らしい女性のイラストが描かれていることで有名なセンター試験用参考書です。
ややボリューミーではございますが、得点源となる科目ですのでこれを通読しましょう。
最低でも2周程度は通読した方が良いです。
大学受験を政治経済で受験したことがある方であれば、眠っていた知識を呼び起こせれば良いので1周でも良いのかなと思います。
通読したら後は過去問集を解くだけです。
(2)過去問解きまくり!④社会科学(LEC東京リーガルマインド)
過去問は解説が詳しく、問題文の次のページに解答が載っていて勉強効率が良いお馴染みの「過去問解きまくり!④社会科学」をこなしましょう。
【公務員試験教養試験】社会科学の実際の勉強方法
(1)政治・経済の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)
通読するだけですが、理解しながら通読しましょう。
(2)過去問解きまくり!④社会科学(LEC東京リーガルマインド)
この本の使い方は専門科目と同じです。
1周目は必修問題のみやる。
間違えた問題にバツ印を付けておく。
2周目は間違えた必修問題と実践問題をやります
ここでも間違えた問題にバツ印を付けておきます。
同じ問題を2回間違えても焦らず平常心を保ちましょう。笑
3周目は間違えた問題と応用問題をやります
3周目はそれほど時間がかからないかと思われます。
ここでも間違えた問題にバツ印を付けておきましょう。
4周目は間違えた問題のみやりましょう。
これで高得点間違いなしです😄
「ええー、4周もやってられないんですけどー」というあなた!!
あなたが数的推理・判断推理で高得点が取れるなら別ですが、地頭が普通で数学が得意な理系でもない一般ピープルの方は、社会科学はここまで仕上げておかないと数的推理とはんだ推理の穴を埋めることができず他の受験生に勝てません。
社会科学もある程度のレベルに達しさえすれば、点数が安定するので頑張りましょう。
【公務員試験教養試験】社会科学の到達すべきレベル
例えば、問題文に「ホップズ、ルソー、モンテスキュー」と学者名が出た時に頭に、それほど詳細ではなくても良いので、ぼやっと、
○ホップズは万人の万人に対する闘争状態で絶対王政を擁護!!
○ルソー社会契約論の一般意志で直接民主制を理想としてる!!
○モンテスキューは三権分立!!
というような感じで、重要ワードがスラスラと思いつくような状態であれば、問題を秒速で解けますので理想の到達レベルです。