専門科目のおすすめ参考書
○憲法
・基本書 憲法(芦部信喜)岩波書店
憲法学の権威であるアシベ先生のいわゆるアシベ憲法です。
憲法は下手に公務員試験用の参考書に手を出さず、専門書で勉強しました。
重要判例が網羅されています。
この本を読んでから、公務員試験六法片手に過去問集を解けば、憲法は満点です!
筆者は憲法は満点を取れるようになりました。
・過去問 過去問解きまくり!⑨憲法(LEC東京リーガルマインド)
信頼と安定のLECの過去問です。
問題と解答が見開きである点が超重要でこれが最大のメリットな本です。
解説も1ページ丸々解説ページになっているので詳しめです。
他の科目も、過去問集は時事問題を除いてLECの過去問解きまくり!がおすすめです。
スー過去よりLECの過去問解きまくり!をおすすめする理由は別記事をご覧ください。
○行政法
・基本書 行政法(藤田宇靖)有斐閣
元最高裁判所判事・東北大学名誉教授で法学博士の藤田先生のいわゆるフジタ行政法です。
行政法とは、、から記載されており、専門書ですが初学者の私でもすらすら読み進めることができました。
ちなみに、行政法という法律は存在しません!!詳しくは本書をご覧ください。
この本を読めば他にテキストは必要ありません。
後は過去問を解くだけです。
憲法と同様、この本を読んでから、公務員試験六法片手に過去問集を解けば、行政法は満点です!!
政法はと憲法は一度点数を取れるようになると、点数が安定します。
理由は判例の知識があるかないかの勝負ですので、判例の知識が一定以上になると、高速で問題を解けてかつ間違えなくなります。
筆者の個人的感想ですが、問題文を見て悩んだ時点で負けな科目です。
問題文を見て判例が瞬時に頭に思い浮かぶ状態になれば、勝ちです。
・過去問 過去問解きまくり!12行政法(LEC東京リーガルマインド)
公務員試験六法を片手に問題をひたすら解くだけで、いつの間にか満点が取れるようになっています。
○経済原論(ミクロ経済学、マクロ経済学)
・基本書 経済学入門塾(石川秀樹)Iミクロ、IIマクロ、Ⅲ上級マクロ、Ⅳ上級ミクロ
経済学部以外の方にとっては、少し道のりが険しいと思いますが、このシリーズを最低2周すれば経済学の基本的な知識はマスターできます。
筆者は経済学の変態だったので、さらにこのシリーズの上級論点という本もやりましたが、経済学で満点を確実に狙いに行きたい場合は以外は難関論点はやらなくて問題ないです。
難関論点は経済成長理論の計算問題等なのですが、難関論点は出題されると国家一般職以下の受験生は多分正解できない方が大部分だと思うのでできなくて大丈夫です。
難関論点は国家総合職レベルの問題がたまに国家一般職に出題されるので、その時の対策用です。
・過去問 過去問解きまくり!13ミクロ経済学(LEC東京リーガルマインド)
過去問解きまくり!14マクロ経済学(LEC東京リーガルマインド)
○政治学・行政学・社会学
・基本書 寺本康之の政治学ザ・ベストプラス
寺本康之の行政学ザ・ベストプラス
寺本康之の社会学ザ・ベストプラス
政治学・行政学・社会学についてはインプット用参考書が少ないですが、このシリーズをサクッと2周して過去問演習に進むのが一番効率が良いです。
重要ワードの羅列のみの参考書が売っていたりしますが、覚えにくいので使用しないようにしましょう。
・過去問過 過去問解きまくり!15政治学(LEC東京リーガルマインド)
過去問解きまくり!16行政学(LEC東京リーガルマインド)
過去問解きまくり!17社会学(LEC東京リーガルマインド)
教養科目のおすすめ参考書
○文章理解(現代文)
・基本書 ※田村のやさしく語る現代文(代々木ライブラリー)
※センター試験で8割取れなかった方のみ
センター試験の現代文で8割取れていなかった方はそもそも現代文とはなんぞやを知らずにただ解いている状況かと思われますので、この本を必ず読んでから過去問演習に進んでください。
現代文とはなんぞやを知らずに過去問演習をしても点数が安定しません。
・過去問 過去問解きまくり!③文章理解(LEC東京リーガルマインド)
○文章理解(英語)
・基本書 Core1900(Z会)
文法に不安がある人は以下の本も読みましょう
・歌って覚える 英文法完全制覇(青春出版社)
この本は英文が読めるようになる英文法が、わかりやすく解説されている良書です。
歌わなくていいし、付属のCDを聴く必要はありません。
この本を読むと、英文を読んだ際に骨格となるSとVを正確に見つけられるようになります。
骨格となるSとVを正確に見つけられるようになると、英文の大体の意味が分かってしまうので結果的に、英文が読めるようになります。
・過去問 過去問解きまくり!③文章理解(LEC東京リーガルマインド)
英語の過去問演習の考え方ですが、解けるようになるために過去問をやるということではないです。
Core1900をやり込む&英文を読むための英文法を身につけるの二つを達成すれば、公務員試験の文章理解の英語はかならず解けます。
公務員試験の文章理解の英語は解けて当たり前で、過去問演習は解くスピードを上げるための訓練という位置付けて行います。
○社会科学
・基本書 政治・経済の点数が面白いほどとれる本(KADOKAWA)
社会科学は教養科目の得点を安定させる上で必須の科目ですので、この本を読み込みましょう。
大学受験で政治経済で受験していなかった方は、3周しましょう。
範囲が膨大で点数が安定しにく専門科目の民法(債権各論)なんかをやるより、優先度が高い科目です!!
一度覚えると点数が安定しますのでしっかりやり込みましょう。
・過去問 過去問解きまくり!④社会科学(LEC東京リーガルマインド)
○時事対策のおすすめ参考書
時事対策の参考書は説明不要かと思われますが、一応説明すると、公務員試験受験生のほぼ全員が持っている速攻の時事をやるだけです。
時事問題は教養科目のみならず専門科目でも出題される場合がありますので、しっかり勉強しましょう。
時事問題はそれほど難しい問題は出題されません(知っているか知らないかぐらいの知識でほぼほぼ解ける)ので、時事対策をやっていれば確実に点を稼ぐことができます。
・基本書 速攻の時事(実務教育出版)
・過去問 速攻の時事 実践トレーニング編(実務教育出版)