文章理解(英語)の勉強の心構え
公務員試験の教養科目も英語は現代文と並んで簡単な科目ですので満点を狙いましょう。
英語で高得点ができると、理系またはそもそも地頭が良い人しか高得点がほぼ不可能な数的推理と判断推理をあまり勉強しなくても合格ラインに立てます。
ぶっちゃけますと、数的推理と判断推理に時間をかけるよりは一度勉強してしまえば安定して高得点を取れる英語の勉強に時間をかけたほうが良いです。
英語の勉強はシンプルで英文を読みながら単語と簡単な文法を覚えていくだけです。笑
私はセンター試験の英語で200満点中90点ぐらいしか点数が取れない、英語苦手人間だったのですが、英文を読み込めば公務員試験の英語では高得点が取れるようになります。
公務員試験の英語はセンター試験のような文法問題は出題されず、英文を読んでないようについての質問に答えるだけですので、とりあえず英文を読んで大体こんなことが書いてあるなぐらいになれば良いのです。
文章理解(英語)の勉強に必要な参考書
憲法の勉強の仕方は、専門書読む→過去問解くのツーステップです。
(1)Core1900(Z会)
この本が最強です。
公務員試験の英語はニュース記事のようなものやコラムのようなものが多く出題されます。
Core1900はそのような文章が多く収録されております。
(2)過去問解きまくり!③文章理解
この本の使い方は専門科目と同じです。
1周目は必修問題のみやる。
間違えた問題にバツ印を付けておく。
2周目は間違えた必修問題と実践問題をやります
ここでも間違えた問題にバツ印を付けておきます。
同じ問題を2回間違えても焦らず平常心を保ちましょう。笑
3周目は間違えた問題と応用問題をやります
3周目はそれほど時間がかからないかと思われます。
ここでも間違えた問題にバツ印を付けておきましょう。
4周目は間違えた問題のみやりましょう。
文章理解(英語)の実際の勉強方法
(1)Core1900(Z会)
さっさと英語のレベルを合格点まで引き上げておいたほうが後々焦らずに済むので、一日1テーマずつ毎日読んでいきます。
まず、英文を読まず訳を読んで今から読む英文はどんな内容なのかを頭に入れましょう。
「いやいや、意味ねーじゃん」とか言わないでください。笑
最初から英文を読んでも、知らない単語ばかりなので読める訳がないです。
ですので訳を読んでどういう英文なのかを事前に把握して英文を読み進める必要があります。
その後は、まだ英文を読まず次の次のページに書いてある単語リストを読みます。
そうすると、あら不思議!!先ほど訳を事前に読んでいたので、例えば訳を読んでいて「推測している」と書いてあったけど「speculate」と書くんだなーと言う感じで自然にスッと頭に入ってきます。
※なお、手で書いて覚える必要はありませんし、単語カードにして覚える必要もありません。
とにかく読み込んで覚えてください。
その後は、英文の下にある「語句・構文」と言う箇所を読んでおきます。
これで準備は整ったので英文を読んでいくと、なんとか書いてある英文の意味がわかります。
英文を読み進めていく上で重要なポイントがあります。
一つの文の中で骨格となる主語Sと動詞Vがどれかを意識しながら読み進めると、英文が読めるようになってきます。
文全体として何が書いてあるのかがわかります。
訳を読んでいるので、何が書いてあるのかわかるのは当たり前ですが。笑
これを1日1テーマずつやっていくと自然と単語と構文が覚えられて、公務員試験の教養科目程度の英語であればスラスラ読めて、満点が取れるようなレベルに達します。
とりあえず2周しましょう。
(2)英文を読む以前にそもそも英文法がダメダメな人は、、、
歌って覚える 英文法完全制覇(青春出版社)
筆者はジュンク堂書店の英語コーナーと大学受験の英語コーナーにある英文法の本を片っ端から立ち読みして最終的にこの本に辿り着きました。
大学受験時代にこの本に出会っていればもっと英語ができるようになっていたのに!!と悔やまれますが、そのぐらい英語ができるようになる本です。
あくまで筆者の感想ですが、この本は細かい英文法問題が解けるようになるというよりは、英語が読めるようになる英文法の本といった感じです。
この本でサクッと英文法を勉強すれば、公務員試験の教養科目の英文を読む上で困りません。
「いやいや、歌いたくないし」と言うかた安心してください。
私も歌ってもいないし付属のCDもほぼ聴いていませんでしたが、この本は内容が超わかりやすいのです。
特によかった点は、日本語の構造から解説して英語だとこうなるというように解説されているところです。関係代名詞ってなんだけ状態の私でも、英文をスラスラ読める文法力が身に付きました。
問題を解いた後に解説を読むのですが、ここで公務員六法を使用します。
使い方は問題を解いて解説を読む際に、解説に(最判平4・11・16)と言う感じでいつの判決か書いてあるので、これを判例六法で参照して判例を読みます。
問題の解説だけではどうしても判例の引用が短いので、公務員六法で判例をじっくり読んで判例の知識を蓄えます。
これによって問題を解くことができるレベルの判例の知識が身に付きます。
最初はいちいち公務員六法を参照するのがめんどくさいですが、慣れればそれほど時間がかからなくなります。
一度読んだ判例に「正」の字でも書いておくと、読み込んでいる感じが出てきて満足感がえられます。笑
(3)過去問解きまくり!③文章理解
Core1900(Z会)を2周した後に、過去問解きまくり!③文章理解で演習しましょう。
おそらく、普通に英文を読めて、英文の意味が大体理解できるようになっていると思います。
文章理解(英語)の到達すべきレベル
1つの英文を1回読んだときに、長ったらしい主語等に惑わされることなく、骨格となるSとVがどれか判断できて、1つの英文の意味が大体わかるようになっていれば良いかなと思います。
この状態になると、問題文をスラスラと読んで、全体の内容が大体わかるので、ほぼほぼ満点が取れるようになります。
もし過去問を解いていて、骨格となるSとVがどれか判別できないことが多い場合は、文法の知識と構文の知識がやや不足している可能性があるので、歌って覚える英文法を1周やってから、時間がかかりますがCore1900(Z会)を1周やり直しましょう。